- cocokarasodachi
娘からの一言にハッとさせられるのです。「母さんは自分がおらんと私が何もできんと思ってる?」
こんにちは。
育ちエスコーターkunisannです。
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20年以上親子と関わってきた小児科医、
そして3児の母でもあるkunisannは、
ひとりひとりのお母さんが
自分にしかできない子育てと
自分だからできる生き方を
見つけてほしい。
その先には
唯一無二の親子の形と
子どもの自然な育ちが
あると信じています。
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朝夕の空気が秋を感じさせてくれます。
日本の四季の移り変わりは
五感を刺激してくれますよね。

思春期の娘がいます。
最近この娘からの一言は
とても学びになっているのです。
先日も、
「困ったことあったら言ってね。」
と、珍しく私も声をかけてみました。
思春期だから
きっと関わって欲しくないよね、と
あまり声をかけないようにしていました。
実は、この娘。
2年前に学校でトラブルを経験しています。
その後1年はしっかり
関わっていたのです。
それが良かったのか
どうかはわかりませんが、
ずいぶん元気になりました。
すると
関りがいつしか干渉に近くなっていたのです。
干渉は小言となって現れました。
それに気づいてからは
なるべく距離をおくように
意識しました。
ただ、
この時はなんとなく
親として時々は関心を示したいなと
あえて声をかけてみました。
「母さんにできることあるかな。
困っていたら言ってね。」
すると、娘から一言。
「母さんは自分がおらんと
私が何もできんと思ってる?
大丈夫よ。
私はそんなできない子じゃないよ。」
表情は穏やかだったので
こころから強く拒否しているわけではないと
わかりました。
なんだか心強い。
ああ、大人の階段を上っているのだなと実感しました。

時に子どもはハッとすることを言ってくれます。
それはきっと親にとって
その時に必要としていることだと思います。
その一言を
親にそんなこと言ってはいけないと
制するのではなく
しっかりと受け止めていきたいな。
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お母さんのこころを整えるお手伝いをしています。
頭の中が混乱していて
スッキリさせたいお母さん対象です。