- cocokarasodachi
自分のことばかりになってる?自分と他人のバランスを考える
更新日:2021年10月1日
こんにちは。
育ちエスコーターkunisannです。

1分でも5分でも自分の時間はありますか?
自分のことをちゃんと思いやってあげる。
とっても大切なことです。
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20年以上親子と関わってきた小児科医、
そして3児の母でもあるkunisannは、
ひとりひとりのお母さんが
自分にしかできない子育てと
自分だからできる生き方を
見つけてほしい。
その先には
唯一無二の親子の形と
子どもの自然な育ちが
あると信じています。
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最近こんなことがありました。
子どもが部屋で勉強をしていました。
私は少し湿度が高く暑いなと感じたので
「暑くない?
クーラーつけたら?」
と声をかけました。
ここまで書いてみると
しっかり私主体の声掛けになってますね💦
しばらくして部屋を訪れても
クーラーはつけていなくて
さっきよりむんむんしていました。
また
「暑いやん。
どうしてつけんの?」
と一方的に声をかけました。
そして「ぴっ!」と
リモコンのスイッチを押しました。
すると子どもから
「それはお母さんがやろ?
私はこれでいいんよ。
勝手にせんといて。
暑かったら自分でするから。」
と返事。
その場にいると
いろいろ言葉にしてしまいそうだったので
あえてその場を離れました。
少し時間をあけて考えてみると、
今まで何回もこんなやりとりを
してきたことに気づきます。
⇧
こう考えることも
何回も繰り返してきているような(-_-;)
ちなみに、
以前の私ならその場にいて
さらに自分の意見を強く通して
子どもを委縮させていたはずです。
そこで、
自分主体で子どもに言葉を出していることを再度確認。
相手の気持ちを問うことはできている。
なのに回答を待たずに自分の要求をすぐに伝えている。
しかも、
伝えてすぐに強硬手段にでている。
そこでどう行動したらお互い心地よいか考えました。
自分の「気持ちも伝えつつ」、
相手の「気持ちを尊重する」を
大切にやりとりがなされるなら、
「暑くない?
そっか暑くないんだね。」
お互いの気持ちを尊重し、
「暑くなったらクーラーで調節してね。」
とだけ投げかけて部屋をでるだけでいい。
と何回もシュミレーションするようにしています。
コミュニケーションは伝達の手段でもあります。
自己を表現することも大切です。
それと同時に、
相手を尊重しなければバランスの良い
コミュニケーションはとれない。
自己表現を適切にしながら
自分も他者も尊重する。
これがバランスよくできれば
感情に振り回されすぎず
良い関係を築くことができる。
これをアサーションと言います。

アサーション
アサーションと言うコミュニケーションスキルがあります。
コミュニケーションにおいて、
自分と他者のバランスを重視します。
職場などで使われることが多いようですが、
親子関係にも大切だなと思います。
自分自身も再確認するために、
時々お母さんにお伝えします。
・アグレッシブタイプ
・アサーティブタイプ
・ノンアサーティブタイプ
の3つに分かれます。
こちら⇒https://www.japan-assertion.jp/assertion-training
(日本アサーション協会HP)
と、次回どこかでアサーションのこと書こうかな。
私は自分で言うのもなんだけど、
感情が豊かです。
だからこそ、
感情が先走るのが嫌で
どちらかというと
ノンアサーティブな
コミュニケーションを
他人にはとってしまう。
その分身内には
アグレッシブなんです。
そのギャップは結構つらい。
このアサーションを知ってからは
ずいぶんギャップは小さくなりました。
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最後まで読んでくれてありがとうございます。
私のリアルな経験は誰かのためになるのではと思っています。